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Ritz Bar

天井に金箔を施したアールデコ装飾の店内には、ビストロ調のリラックスした雰囲気が漂います。ディナーの前の楽しいカクテルに、それとも深夜の二人だけのゆったりとしたひとときに。センターのお食事用テーブルと10脚ほどの小テーブルが置かれたこのバーは、陽気なバックグラウンドミュージックが聞こえてきそうな、まさしく「リッツィ」な現代の“スピークイージー”かもしれません。

歴史にまつわるエピソード…

「スピークイージー」の先駆者


もともとリッツ パリには・・・、バーがありませんでした。ところが、アメリカ合衆国で禁酒法が施行されていた時代、パリに渡ったコール・ポーター、F・スコット・フィッツジェラルド、アーネスト・ヘミングウェイら「移住者」は、そこで陽気なお祭り気分にひたれるバーがあればと願っていました。セザール・リッツは彼らに説き伏せられます。
こうして、1921年、カンボン通り側にRitz Barが誕生しました。当時は « Le Café Parisien » と呼ばれ、男性しか入れませんでした。
しかし、セザールの息子シャルルの妻が呼ばれもしないのに大胆に押しかけたことがきっかけで、1926年にその向かいにもう一つのバーを開店することが決まりました。最初は女性専用だったこの « Petit Bar » は、1994年にBar Hemingwayに改名されました。
ところで、「どんな人にもそれぞれの身分や功労に応じて敬意を払わねばならない」という諺があります。こうしてRitz Barは、男女、国籍を問わず誰もがカクテルを楽しめる最初の場所となったのです。